小鼓の打ち方を教わる志和中の生徒
1~3年生164人と保護者らが参加。能楽の概要や歴史の説明を聞き、演目の一つである居ばやし「神舞」を鑑賞。この後、生徒5人が壇上に上がり、小鼓担当の横山幸彦さんから持ち方や音の出し方を学んだ。能のせりふ部分「謡(うたい)」の体験もあった。会の最後には舞ばやし「草紙洗小町」が披露された。2年生の中津将吾君は「初めて能楽を見た。舞ばやしの謡がとても印象的でいいなと感じた」と話していた。
同中はこれまで、日本舞踊や琴の体験授業を行うなど、和文化教育に力を入れてきた。2月には上田宗箇流の茶道家を招き、授業を行う計画。
(小林)