毎週月曜日の13時台にFM東広島(89.7MHz)で放送中の「教えて!歯医者さん」。
歯にまつわるいろんな情報をお届け。
今回は、さくらファミリー歯科 乾孝史先生に「舌苔」 について話を聞きしました。
「舌苔(ぜったい)」とは?
「舌苔」とは、舌の上にある白っぽかったり黄色みを帯びていたりする汚れで、古くなった粘膜や食べ物のカスがたまったものです。口の中の細菌が舌苔を分解してガスを発生し、口臭の原因にもなります。
舌苔を予防するには?
掃除をするときは舌ブラシを使いましょう。磨くときは舌と舌ブラシを水で濡らして、力を入れ過ぎず舌を傷つけないよう気を付けましょう。口を大きく開けて、舌を思い切り口の外に出すことで反射的に吐きそうになることを予防できます。舌を前に突き出したときにできる山の頂上付近から、手前に優しくかき出すように磨きます。決して前後に動かさないよう気を付けてください。
舌苔を予防する食べ物では、キウイフルーツやパイナップルに含まれるたんぱく質分解酵素が有効ですが、50度以上の高温で分解されますので、加熱処理されている缶詰や酢豚に入っているパイナップルなどでは分解酵素の働きは失われています。
10月12日13時台の出演は、往診歯科おだ・山木戸隆子先生に聞いていきます。
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