FM東広島(89.7MHz)の「東広島ライブ」は、毎月第1水曜日の午後2時から放送。(聞き手・吉岡直子)
今回「5月の消費者月間」について、消費生活センターの消費生活相談員・尾﨑孝司さんに聞いた。
国では毎年5月を「消費者月間」と定め、消費者、事業者、行政が一体となって消費者問題に関する事業を集中的に行っている。
東広島市消費生活センターでは、消費者と事業者の間に発生したトラブルに対して、消費者への助言や情報提供を実施している。昨年度の相談件数は1241件。インターネットの普及やキャッシュレス決済サービスの開始などによる支払い方法の多様化や、新型コロナウイルス感染拡大に伴う社会情勢の変化などから、相談内容が複雑化し、解決に時間がかかるケースが増えているという。
昨年度、最も多かった相談は、架空請求について。「正当な請求か不当な請求か分からず不安な時は家族や消費生活センターへ相談してください」と尾﨑さん。
問い合わせ・相談は同センター082(421)7189へ。
■パーソナリティー吉岡MEMO
架空請求の他にもインターネット広告に関連した定期購入に関する相談も多いそうです。通信販売を利用するときは、利用規約を確認し、返品が可能かどうかなども確認を。また、不審電話対策として「迷惑電話防止装置」の利用者も募集しています。関心のある人はセンターに連絡を。
■ 次回は6月3日(水) 午後2時から放送
∇インターネットサイマルラジオでも放送を聞くことができます
http://fmhigashi.jp/simul.shtml