高垣市長(右)から感謝状を受け取る織田会長(撮影・日川)
東広島市の奉仕団体の東広島21ロータリークラブ(織田真澄会長)は8月24日、東広島市に国連が提唱するSDGs(持続可能な開発目標)に関する図書162冊(約50万円相当)を寄贈し、同市役所で寄付受納式があった。
式には同クラブの織田会長ら4人が訪れ、織田会長が高垣広徳市長へ目録、高垣市長から織田会長に感謝状をそれぞれ手渡した。高垣市長は「小・中学生にはSDGsの取り組みを知ってもらうことが重要。この取り組みを、一丸となって進めていきたい」と感謝。織田会長は「創立20周年の記念事業の一環で寄付した。子どもたちが身近な問題としてSDGsのことを学んでもらえれば」と話していた。図書は、「SDGsでかんがえよう地球のごみ問題」など。市内の34の小学校と15の中学校に配布する。
同市は、2020年に内閣府が進める「SDGs未来都市」に県内で初めて選ばれた。「SDGs未来都市東広島推進パートナー」の募集をしており、これまでに同クラブを含め市内の170を超える企業・団体が登録している。
(山北)