広島大学の元職員でつくる広島大学マスターズ(谷本能文代表幹事)は2月26日、「第5回東広島の近未来を語ろう」と題したシンポジウムを同大学内の広大ミライクリエで開いた。住民自治協議会の代表など約30人が参加した。
昨年、同大の学生と留学生12人が3グループに分かれ、同市西条下見と安芸津町、豊栄町を訪問し市の魅力や課題などを学んだ。シンポジウムでは、各グループの代表が、訪問して分かった地域の魅力や、故郷との比較の中で感じた文化や産業などの印象や課題を発表した=写真。
カンボジア出身の大学院生ヘン・スレイリーさん(24)は「豊栄の小学生はオオサンショウウオの保護など多くの社会活動をしている。学校だけではなく、社会の中で知識を得るためのトレーニングが重要」と話していた。
(山北)