吹野寿史さん / 美建工業株式会社【FM東広島『喫茶８９７』第4回】

　

　FM東広島・毎週火曜日午後6時台に放送している『DOGENSURU NIGHT』内のコーナー『喫茶８９７』では、東広島の企業・団体の方にお越しいただき、色々なお話を伺っています。

　第４回のお客様は、美建工業株式会社の代表取締役、吹野寿史（ふきの　かずし）さん。『建設サービス業』という言葉を使う理由や若者の今どきな会社研究、美建工業が大切にしているものなどについてお話しいただきました。

　

　

建物には人がいる。建設”サービス”業という言葉の意味

―美建工業は何の会社なんでしょうか。

　建設業の会社ですね。主にリフォームでビルやマンション、工場の外壁の大規模修繕工事や屋上の防水工事、戸建て住宅の塗装をしています。

　

―美建工業のブログには『建設サービス業』というおもしろい表現がありました。これはどういう意味なんでしょうか。

　リフォームの現場ではお客様が常にいらっしゃるという事でサービス業・接客業という意識を持って現場に入りましょうといつもスタッフに言っています。建設業もお客様に喜んでもらえることが大事。なので、サービス業だと考えています。

　

　

―『サービス業である』という考え方の中で意識していることや大事にしていることはありますか。

　やはりお客様の中では心配なことがあるけどプロに任せるべきではないかと考えたり、要望など言いたいことが言えなかったりする様子のお客様も沢山いらっしゃいます。なので、「気になる事はありますか」とか「分からない事ないですか」と積極的にいつも聞くように心がけています。

　

―住宅やマンションで意識してもらいたいことはありますか。

　もし、そろそろ工事の時期かなと感じたら、見積もりや調査について少なくとも2社には依頼してもらえたらと思います。比較することで、どういう所が悪いのか原因を見つけることが出来ますし、そういった悪い部分を的確に話してくれる会社が良いと思いますね。

　塗装については、塗料・材料が色々あるんですがその前に、高圧洗浄など塗装前の初期段階の作業を手を抜かずにやってくれる会社を選んでいただきたいです。

　

　

会社にも人あり。若者ならではの視点と会社の見せ方

―美建工業が求めている人材のポイントを挙げるとすればなんでしょうか。

　建設業は人材不足と言われており、作業が出来る職人さんも足りていない状況です。なので、いかに経験ゼロの人を導いていくかとなる。そうなると、やはり性格ですね。チームでやっている以上素直さは大事になってきます。

―導いていくということで重視している点はありますか。

　不器用でもいいからきちんと正確にやっていこうという事は伝えていますね。

　

　

―美建工業に入りたいという方でインスタグラムを見て応募されたという方もいらっしゃるらしいですね。

　今年初めから広報関係の方を招いて、Instagram等のSNS、ブログにも注力していこうということで発信を一生懸命行っています。

―インスタグラムを見てというのは多いものなんでしょうか。

　若い人は会社研究でホームページだけでなく、インスタグラムを見るそうなんですね。建設業は怖いイメージがあるけれど、美建工業のインスタグラムを見てイメージが変わったという人もいました。なので、会社の雰囲気が伝わるような投稿をしています。また、作業についてもどんなことをやっているか投稿しています。

　

美建工業が塗り替えていく建設業のイメージと東広島の未来

―吹野さんの趣味はなんでしょうか。

　海で遊ぶこと。基本的には、みんなで遊ぶこと、ですね。

　あとは、会社の前で植物を育てています。

　

―この仕事に携わって印象に残っている出来事や嬉しかったことはありますか。

　やはりお客様に褒められたことですかね。

　お客様に褒められることがあまりない業界なので（笑い）

　お客様に喜んでもらえることが僕らのやりがいになるのかなと。

　

　

―今後の目標をあげるとしたらなんでしょうか。

　より多くの東広島の皆さんに美建工業という会社を知っていただきたいです。

　

―吹野さんにとって、美建工業という会社を一言で表すならなんでしょうか。

　『仲良し』ですかね。インスタグラムでもその雰囲気は伝わるかと思いますが、建設の仕事はやはりチームでやることなので。

　

―最後にメッセージをお願いできますでしょうか。

　弊社は、防水の調査や外壁の調査が得意なリフォーム会社です。また、普通の塗装業者とは違った提案も出来ると思いますので、是非ご連絡ください。

　

　

　

前回のお客様はこちら！

杉原里志さん / 株式会社ixis【FM東広島『喫茶８９７』第3回】