竹原市仁賀ダムの下流周辺では、蛍が乱舞しています。
毎年、撮影に出掛けますが、今年のように乱舞状態が早いのは初めてです。
竹原市仁賀ダムに舞うゲンジボタル(5月19日、撮影・井川)
ゲンジボタルの幼虫は、桜の花が散るころの雨の日の夜、川から上陸し、草の根本などに潜りサナギになり成虫となります。今年は桜の開花、梅雨入りが早かったので初飛翔も早まったのかもしれません。環境の変化に敏感な蛍を増やし保護することが、人間が安心して生活できる環境をつくっていくことにも深くつながっていると思います。写真は20分間の光跡を1枚に合成したものです。(フォトリポーター 井川良成)