東広島市鏡山の広島大学(越智光夫学長)で9月15~19日、中国の三峡プロジェクトでの文化財保護の成果を紹介する「三峡文物保護成果パネル展」が開かれた。中国の重慶中国三峡博物館、重慶博物館の共催。同大での三峡プロジェクトにおける文化財保護に関する展示は初めて。
パネル展では、中国・長江三峡で20年以上行われてきた「三峡文化財保護プロジェクト」の成果を写真と文章で紹介。大渓遺跡の発掘をまとめたり、三峡ダム地区に点在する古城や寺院、石碑など地上文化財計364カ所の保護措置について説明したりしていた。パネル展は9月5日~9日、東京都でも開催された。(小林)