シートを張った窓ガラスを割り、強度の違いを見せる防犯連合会の会員
同署生活安全課の塚本明義課長が、軽犯罪は減少傾向にあるものの、侵入窃盗被害が増えていることを指摘。中でも鍵のかけ忘れが4割、窓ガラスを割っての侵入が3割を占めていると説明した。
市防連の会員が2種類の防犯フィルムを張った窓ガラスと通常の窓ガラスを割り、その違いを見せたり、補助錠やブザーアラームの使い方を紹介したりした。
その後、署員が雨どいなどに足を掛け、壁を登って鍵が掛かっていない小窓から侵入する方法などを実演。
参加者は「意外と簡単に侵入できることが分かった」「ブザーや窓ガラス用のシートで対策したい」などと話していた。
(小林)