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183人が球技を楽しむ【知的障害者施設の親善大会】

  • 2020/10/01

目標となる白いボールを慎重に狙って投球する選手

 

 中国地方5県の知的障害者関係施設の利用者が一堂に集う親善球技大会が9月20日、東広島運動公園(東広島市西条町田口)で開かれた。62施設から183人が参加し、ソフトボールやフライングディスク、ボッチャなど6球技で汗を流した。今回で59回目。
 開会式では、中国地区知的障害者福祉協会の八渡和仁会長が「競技だけでなく、他チームに敬意を払って親睦を深めながら1日楽しんでもらいたい」とあいさつ。六方学園(同市西条町田口)の大方正喜さん(53)と藤中寧々さん(15)が「スポーツマンシップにのっとり、正々堂々と戦うことを誓う」と力いっぱい選手宣誓した。
 体育館では、赤と青の皮製のボールを投げて、目標となる白いボールにどれだけ近づけられるかを競うボッチャや、バドミントン、卓球などが行われた。野球場では秋空の下、ソフトボールの試合が行われ、参加者たちは日頃の練習の成果を発揮、力強いプレーを見せていた。(茨木)

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