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東広島で撮影 初めての散歩【東広島フォトリポート】

  • 2021/06/11

 

0610みんぷらケリ

 

 

5月6日、黒瀬町大多田の住川一博(61)さんは水田でトラクターでの作業中に、ケリの抱卵に気付いたそうです。

 

住川さんは「この地域でケリが巣を作るのは初めて。元気に巣立ちをしてほしい。」と目を細めおっしゃいました。

 

3日おきに観察、5月23日から25日にかけ4羽のひなが誕生。

 

3羽目は殻を破ってふ化する感動の瞬間も観察しました。

 

写真は最後の卵を抱卵中、先にかえった3羽のひなを連れて、初めての散歩に出掛けるシーンです。

 

住川さんは親鳥を刺激しないよう、田んぼの半分にだけ田植えをするなど徹底した見守りをされ、無事にひなは巣立ちをしました。

 

田んぼという日本人には、不可欠な環境で子育てする鳥、優しく付き合っていきたいものです。

 

 

撮影日:5月25

 

撮影場所:東広島市黒瀬町大多田

 

撮影:井川良成

 

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