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(THU)

【東広島市と広島大】ソフトバンク・フジタと連携 最先端技術活用 自動運転や防災で協力

  • 2021/08/12

 東広島市と広島大は7月2日、同市西条下見のホテルで、携帯電話大手のソフトバンク(本社・東京都)、準大手ゼネコンのフジタ(同)とそれぞれ包括的連携協定を結んだ。

 ソフトバンクとは、第5世代移動通信システム(5G)を活用しながら、広島大東広島キャンパスや東広島市で最先端技術を駆使したキャンパスやまちづくりに協力する。同社では、既に東広島キャンパスで進んでいる自動運転の社会実験に参画。近く市内に連携を推進していくための事務所を設ける。

 調印式後、会見したソフトバンクの宮川潤一社長は「東広島市は全国でも数少ない、人口の増加が続く都市。ただ、人口密度は低く、市民の移動手段に課題が残ると感じている。自動運転を軸にしながら、その課題解決に取り組み、東広島で成功モデルを生み出せれば」と話していた。

 一方、フジタは、1910年の創業以来、これまで培ってきた街づくりのノウハウを生かしながら、ICT(情報通信技術)を駆使した防災や環境の面で連携していく。調印式後、会見した奥村洋治社長は「フジタは黒瀬町が創業の地。都市の再開発など、これまでのまちづくりの実績を生かしていきたい。会社の故郷に恩返しができれば」と話していた。

 広島大と東広島市は、今年1月に住友商事(本社・東京都)と同様の協定を結んでいる。広島大と東広島市は、一体となってまちづくりを推進する構想を描いており、3社との協定について越智光夫学長や高垣広徳市長は「3社の知見を生かしながら、新たな価値を生み出す環境を整備。ポストコロナの時代に適合した未来の大学や都市づくりにつなげたい」などと話していた。

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