青山学院大学陸上競技部の原晋監督
原さんは、ことしの箱根駅伝でオーダー編成に苦労したことを例に挙げながら、保護者らには「子どもには常にチャンスを与えてあげることが大切。大人が先に結論を出すのは、子どもの成長につながらない」などと呼び掛けた。
日頃の指導のポイントにしていることとしては、コミュニケーションづくりと陸上界の常識を打破すること、の2点を指摘。コミュニケーションづくりでは、数値化したグループミーティングや食事の際の積極的な会話などを徹底している、と強調した。
原さんは、三原市出身。中学から陸上を始め世羅高、中京大を経て中国電力入り。中国電力では選手、営業マンとして活躍。2004年、青山学院大陸上競技部監督に就任した。
(日川)