研修員代表であいさつをするメキシコのイルレスさん(右)
研修には、アルゼンチン、ボリビア、コロンビアなど中南米地域7カ国から8人が参加。ひろしま国際プラザを拠点に、関係施設や業務を見学して下水処理などの排水処理技術を学んだ。期間中には、酒まつりや清掃ボランティア、ひろしま国際プラザでのイベントなどにも参加し、市民らと交流を深めた。
高垣市長は「排水が起こす環境問題は世界中で重大な問題となっている。研修で学ばれたことが皆さんのさらなる力となることを願っている」と激励。メキシコの国立水工学研究所の研究者、イルレス・サライ・セグラ・エストラダさん(30)は「学んだ多くの知見や技術を持ち帰り、各自の業務で活用していきたい」と目を輝かせていた。
(茨木)